2026/8/13

お茶会ワークショップ開催!

8月1日(土)、なかざわパーティ夏のイベントとして、お茶会(Tea Ceremony)ワークショップを開催しました。
 
 
参加者は、なかざわパーティの小学生とその保護者やフェローシップのメンバー、仲澤テューターで、合わせて11人でした。
 
講師は、フェローシップのYさんです。
 
Yさんは、茶道表千家の講師で、准教授もされています。
 
ラボに入って数ヶ月のYさんは、毎週のパーティやご自宅で、茶道の道具や手順、マナーなどを英訳しました。
 
そして、ほかのフェローシップメンバーは英訳を聞いたり、作法をYさんに教わったりしました。
 
日本文化の感覚をそのまま英語に訳すことはとても難しく、なんだかニュアンスが違ったり、日本語をそのまま使った方がよかったり。
 
仲澤テューターに聞いてもらい、ほかの2人も微力ながらお手伝いして台本を作り、本番に向けて準備を重ねました。
 
Yさんは、今回のワークショップの会場に合わせて火を使わないやり方を考え、お茶のお道具を一式持ってきてくださいました。
 
懐紙も提供してくださり、扇子を模したものも人数分を紙で作ってきてくださいました。
 
扇子は、じつは茶道においてとても大切なものなのだそうです。
 
お茶とお菓子の数が合うよう、チケットも作りました。
 
 
そして、会場になるいつものラボルームの和室に床の間があるかを確認し、掛け物やお花の用意も。
 
 
実はその床の間、ラボっ子のみんなは普段ラボルームの1部としか考えていなかった場所です。
 
今日は、その床の間に、掛け軸が掛かっていて美しいお花が大きな花瓶に生けられていたことにも茶道の心得を感じたのではないでしょうか。
 
集合時間を少し早く設定して、時間までは実際にお点前をしている様子の動画をみんなで見ました。
 
 
そしていよいよ、ワークショップの始まりです。
 
今回のワークショップでは、Yさんのお友だちで、同じ表千家の茶道をされているNさんもお手伝いに来てくださいました。
 
Yさんの英日の説明に合わせてNさんが具体的な動きやお点前の様子を見せてくださったので、初めて茶道に触れる人たちにもより伝わったのではないかと思います。
 
ラボルームで使用している和室は、「茶室」ではないので、畳の敷き方や部屋の大きさ、配置など実際とは違う部分も大きく、説明にも実演にも、「本当はこうなんだよ」という解説が付きました。
 
お客様側の襖の開け方、畳の歩き方、掛け物やお花をよく見て楽しむ意味など、Yさんの英語と日本語の説明を聞き、Nさんの所作を見学したり、真似してみたりして初めての茶道に親しんでいきます。
 
 
 
最初は照れもあり、積極的になれなかったラボっ子たちもだんだん慣れてきて、教わったことを真似してできるようになりました。
 
和菓子が入った器が出てきたら、みんな少しわくわく。
 
「夏花火」という名前の和菓子なのだそうです。
 
 
懐紙の折り方を教えてもらいます。
 
 
お菓子の器が前に来たら、次のお客様との間において「お先に頂戴いたします」とご挨拶。 
 
器の位置を戻して、黒文字というお箸のような道具でお菓子を懐紙にとります。
 
黒文字の所作も教わりました。
 
みんな真剣。
 
 
 
使った黒文字は、懐紙で拭いて次のお客様へ。所作を丁寧に教わります。
 
 
このころ、「なかなか食べられなーい」と子どもたちの声があがり、会場は温かい笑い声に包まれました。
 
さらに!
 
茶道は右利きの手順でできています。
 
左利きの子も苦労しながら、右手で黒文字を使いました。
 
最初に教えてもらった深く丁寧な礼は、様々な場面で何度も出てくるので、みんなだんだん上手になります。
 
 
 
 
 
お菓子を懐紙に取ったら、いただきます。
 
ここは、今回はカジュアルに、美味しく楽しくいただきました。
 
「夏花火」という名前の通り美しく、とても美味しいお菓子でした。
 
 
続いて、お点前の実演を見せてもらいました。
 
火が使えないので、実際とは違うという説明も受けながら、みんなじっくりとその様子を見ていました。
 
とても美しい所作でした。
 
 
 
 
そのあと、お抹茶も人数分立ててもらってみんなでいただきました。
 
いただき方や、口をつけたところを拭く作法、そして、飲み終わったお茶碗を眺めて楽しむ作法まで教えてもらい、みんなちゃんと実践。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後は、主人役のNさんが茶室に見立てた和室のふすまから退室する所作を拝見。
 
茶道ワークショップは、みんなの拍手で幕を下ろしました。
 
初めて体験した茶道の作法やお菓子、お茶はいかがだったでしょうか。
 
Yさんの説明を聞きながら、所作を真剣に真似する皆さんの姿が印象的でした。
 
片付けが進む和室では、子どもたちが今日の体験の絵を描いていました。